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 県などでつくる「コウノトリ定着推進連絡協議会」は23日、鳴門市のコウノトリのヒナの姿を確認したと発表した。兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)に画像を送り、専門家が確認したという。

 協議会によると、この日午後2時10分すぎ、巣から400メートル離れた地点からの観察で、親鳥の足元から肌色のヒナが胸の上ぐらいまで姿を見せた。その様子を、ボランティアで調査チームに加わっている同市大津町の沖野智美さん(35)が動画で撮影。専門家による確認の資料になった。沖野さんは「2年前からペアをずっと見てきたので、ヒナ誕生を自分の画像で確認できたのはすごくうれしい。巣立ちまで見届けたい」と喜んだ。

 この日は協議会の竹村昇会長が記者会見し、今回のヒナ誕生について、「我が子ができた時の感覚を味わった」と表現。改めて、観察マナーの徹底を呼びかけた。(中村律)