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 北海道旭川市の旭山動物園でゴマフアザラシの赤ちゃんが誕生し、3年ぶりに繁殖に成功した。人の手を借りない「自然繁殖」は5年ぶり。開園50年目を祝うかのような吉報に、職員も喜んでいる。

 23日朝、母の「ぽちゃ丸」(5歳)のそばにいるのが確認され、授乳もしているという。赤ちゃんは白い毛に覆われ、まだうまく泳げない。毛が生え替わるまでの2~3週間はあまり水に入らないため、屋外のプール際で母親に寄り添う姿が多く見られそうだ。

 「ぽちゃ丸」は同園生まれで2度目の出産。1度目は流産だった。坂東元園長は「あざらし館は園の象徴的な施設になった。記念の年に命をつないでくれて、感慨深い」とコメントした。(渕沢貴子)