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 2018年度から使われる小学校の道徳と高校の各教科書には、いまの時代を映し出すいくつかの要素が垣間見える。その内容は――。

 初めての小学校道徳の検定教科書には、イチローや大谷翔平、錦織圭、福原愛ら多くのスポーツ選手が掲載されることになった。「夢を実現するためには」「あきらめない心」といったタイトルで、スポーツ選手の生き方や姿勢を学ぼうという狙いだ。

 広済堂あかつき(5年)は、サッカー日本代表主将の長谷部誠選手の著書「心を整える。」から、「ぼくはちこくをしない」といった文章を引用。節度ある生活や節制について考えさせる。学研教育みらい(4年)は、「友情、信頼」を教える教材として、なでしこジャパンが決勝で敗れた2012年ロンドン五輪を紹介。「本当の仲間とは、どんなものだと思いますか」との問いをのせた。

 このほかサッカー界からは澤穂希、中村俊輔、本田圭佑といった名選手が掲載されたが、最近も50歳でゴールを決めた現役Jリーガー「キングカズ」こと、三浦知良選手の名前はなかった。

 複数の出版社に聞くと、イチローや高橋尚子ら、文部科学省が作った副教材「私たちの道徳」などに掲載されており、安心感があるという。また、一般論として「男性はスキャンダルで注目されるリスクが高い」といった答えもあった。(木村司)

新元素ニホニウムではフライングも

 日本人が発見した新元素の名前が昨年、ニホニウムに決まり、18年度から使われる教科書では周期表などが修正される。元素の命名はアジアで初で「何年も前から待ちに待った」(担当者)だけに、新しい周期表を掲載して文科省に検定を申請した出版社もあった。だが、正式決定前だったため、「誤り」とされ、いったん削除されるハプニングもあった。

 18年度用に申請された理科の…

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