【動画】最終の廃棄物運搬船が豊島を出港=田中志乃撮影
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 大規模な産業廃棄物不法投棄事件があった瀬戸内海の豊島(てしま)(香川県土庄町)で、約90万トンの産廃を島外に撤去する作業が28日、終了した。住民が「豊かな島を返せ」と声を上げて40年あまり。17年前の公害調停で定められた撤去期限が3日後に迫る中、ようやく一つの区切りを迎えた。

 この日、島から産廃を運び出す最後の船が桟橋を離れると、集まった住民約130人から拍手が起きた。

 1975年に豊島の業者が産廃処理の許可を申請し、78年に県が許可した。しかし80年代に自動車の破砕くずや廃油など許可外の産廃が大量に搬入され、野焼きの煙や悪臭が問題化。県は90年に兵庫県警が強制捜査するまで放置した。

 住民は93年、中坊公平・元日…

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