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 出雲市斐川町の春の代表的なイベントが、4月に今在家地区で開かれる「斐川チューリップ祭」。主催するのは農事組合法人「あかつきファーム今在家」。イチゴやブドウ狩りが楽しめる観光農園も運営し、地域活性に一役買っている。

 斐川町は斐伊川沿いに肥沃(ひよく)な土地が広がり、古くから米どころで知られる。「あかつきファーム今在家」は2003年、農作業の効率化などを目的に今在家地区の農家によって設立された。今は約76ヘクタールの農地で組合員約80人が米やタマネギ、キャベツなどを栽培。野菜は地元小中学校の学校給食の食材にも使われている。

 3月下旬、記者が事務所を訪ねると、今月8日から始まるチューリップ祭の準備が進んでいた。会場は約1・6ヘクタールの水田で、稲を刈り取った後の昨年12月中旬に球根を植え、組合員が交代で世話をしてきた。毎年、祭りの時期に開花するか気をもむという。今年はやや成長が遅めだが、組合長の久野晴見さん(66)は「約40万本の花が咲く予定。たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話す。

 チューリップ祭は16日までで、入場料大人300円、小学生100円。チューリップの販売(8~9日のみ)や松江フォーゲルパークのペンギンの散歩(9日のみ)などのイベントもある。問い合わせはあかつきファーム今在家(0853・72・4914)へ。(井潟克弘)