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 世界初のiPS細胞を使った移植手術から2年半。他人のiPS細胞を使った移植手術が行われた。この間iPS細胞の人への移植の報告はなく、事実上、臨床応用は滞っていた。今回の移植が順調に進むかどうかはiPS細胞の医療利用の試金石となる。

 「(治療を普及させるというゴールまで)5合目くらいまでは来たが、ここから急峻(きゅうしゅん)な道がまだある。まだ始まりの段階」。手術後に会見した理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーは語った。

 京都大が第三者から血液の提供を受けてつくる「iPS細胞ストック」を治療に使う計画は多くあるが、今回をきっかけに治療実績や経験が蓄積されれば、大阪大のチームが取り組む心不全の治療や、京都大が目指す輸血への利用など、後に続く他の病気での計画も加速する可能性が高い。

 慶応大のチームも先月、他人の…

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