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 トランプ米大統領の長女イバンカ氏(35)は29日、トランプ氏の助言役を務めるため、無報酬でホワイトハウスの職員となることを明らかにした。米ニューヨーク・タイムズ紙によると、肩書は大統領補佐官となる見通し。米大統領が自らの家族を助言役の正規職員とするのは異例だ。

 イバンカ氏はトランプ氏からの信頼が厚く、これまでもトランプ氏の重要な会談や意思決定の場に同席してきた。夫のジャレッド・クシュナー氏(36)も無報酬で上級顧問として政権入りしており、夫婦の政権内での影響力は今後さらに強まりそうだ。

 トランプ氏は今月、イバンカ氏を非公式の助言役としたい考えを示し、ホワイトハウス内に事務所を用意。だが、非公式では正規職員が守るべき倫理規定などが適用されないとして批判の声が上がっていた。イバンカ氏は声明で「個人的な立場で大統領に助言をすることには懸念の声があるため、無報酬の職員となる。他の職員と同じ規定が適用される」と説明した。

 ホワイトハウスは「イバンカ氏がこの一歩を踏み出す決断をしたことを歓迎する」との声明を出した。(ワシントン=田村剛)