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 (1日、フィギュアスケート世界選手権 男子フリー)

 昨年は7位に終わった大舞台で、宇野は大きく成長した姿を見せつけた。自己最高を20点近く上回り、総合2位。「結果もうれしかったけど、それ以上に笑顔で終われたことが本当にうれしい」。悔し涙から1年、満開の笑顔が咲いた。

 トーループ、ループ、フリップ。3種類の4回転ジャンプ4本を全て着氷した。さらに後半のトリプルアクセル(3回転半)―3回転トーループの出来栄え点(GOE)は、最大3点の加点がつくジャンプ。一つ一つの積み重ねで、得点を伸ばした。「(不安定だった)4回転ループを入れてもノーミスの演技をすることが不可能じゃないって自信になった」

 根っからの負けず嫌い。チャレンジ精神が、今季の宇野を支える。気持ちが沈んでいた昨年の世界選手権後、気分転換で跳び始めたのが4回転フリップだった。すでに、4種類目の4回転サルコーにも挑んでいる。「ユヅ(羽生)君に勝てるような実力をつけたい。それだけが僕のモチベーション。それは、これからも変わらない」

 優勝した羽生とは2・28点差。唯一着氷で乱れた3回転ルッツが決まっていれば、上回れたかもしれない。目標とする王者の背中を追い越した時、世界の頂点が見えてくる。(野田枝里子)

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