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 (1日、フィギュアスケート世界選手権 男子フリー)

 右手の人さし指を天に向かって突き上げた。羽生が王座に返り咲いた。

 限られた選手しかできない4回転ループも、今季これまでの全5試合で失敗していた4回転サルコー―3回転トーループも、完璧に決めた。

 集中し、自分の世界に入り込んだ。「風や川の中にドプンと入っている感覚、自然の中に溶け込んでいく感じだった」。最後のスピンで会場は総立ち。歓声と拍手の渦になった。

 昨年の世界選手権後、左足の靱帯(じんたい)損傷と診断され、約2カ月出遅れた。それでも、難しいループや、これまでできなかった後半のサルコーにこだわった。

 少し簡単なジャンプにしてミスなく滑れば、他選手を上回る地力がある。それでも羽生は現状維持を拒否した。オーサーコーチにジャンプ以外も練習し、演技全体の向上を求められても、逆にジャンプの重要さを説明して納得させた。

 挑戦する。向上する。何度、頂点に立っても、羽生の流儀を貫いた。「限界を作らずに練習できたことと、限界を高められる練習もできたことが収穫」と今季を振り返った。

 五輪連覇に向け、まだ伸びる余…

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