[PR]

 トランプ米大統領は3日付の英フィナンシャル・タイムズ紙のインタビューで、北朝鮮の核・ミサイル問題について「中国が解決しなければ、我々がやる」と述べ、単独行動も辞さない考えを示した。米中両国は6、7日に首脳会談を控えており、中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。

 トランプ氏は「私の任期中に、北朝鮮が核ミサイルで米国を攻撃できるようになる現実的な恐れがある」と強調。「中国は北朝鮮の問題で大きな影響力を持っている。我々に手をさしのべれば中国にも良いことだが、そうでなければ、誰にとっても良くないことになるだろう」と中国側の協力を強く求めた。

 トランプ政権は、北朝鮮政策で、軍事力行使も含めた「あらゆる選択肢」(ティラーソン国務長官)を検討中だ。ただ、トランプ氏は北朝鮮への制裁に関し「中国はほとんど貢献していない」と不満を持っており、今回の発言は単独行動を示唆して、中国に対北朝鮮で強い行動を取るよう迫ったものとみられる。

 一方、中国の習近平(シーチンピン)国家主席について、「非常に尊敬している。2人で極めて劇的で、両国に利益があることで合意したとしても全く驚かないだろう」とも話し、首脳会談での成果について期待を示した。

 トランプ氏は、英国の離脱で揺れている欧州連合(EU)についても言及。「離脱は英国にとって大きな素晴らしい取引になるだけでなく、EUにとっても、極めていい結果になるだろう」と改めて離脱を評価する考えを示した。

 共和党内の反発で、選挙公約に掲げた医療制度改革(オバマケア)の廃止法案の採決を断念したことについては「負けたわけではない。負けることは嫌いだ」と、オバマケアの廃止をあきらめていないことを強調した。

こんなニュースも