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 トランプ米大統領は3日、大統領の3カ月分の給与全額を国立公園局に寄付すると発表した。寄付額は約8万ドル(約870万円)にのぼり、南北戦争の戦場跡地などの整備にあてるという。

 ホワイトハウスのスパイサー報道官は3日、記者会見でトランプ氏が署名した小切手を内務省のジンキ長官に手渡し、「大統領は彼の給与の第1四半期の給与を全額、米政府に寄付すると決断した」と強調した。

 トランプ氏は選挙中、大統領に就任したら給与を受け取らないと公約。ただ、スパイサー氏によると、米国憲法で大統領に給与を支払うと規定しており、「寄付」の形で政府に還元するという。ジンキ長官は「戦場跡地の維持費だけでも、2億2900万ドルの支払いが滞っている」とし、トランプ氏からの寄付をその一部にあてると述べた。

 一方でトランプ政権は、国立公園局を管轄する内務省予算について、前年の12%にあたる約15億ドルを削減する予算案を提案している。(ワシントン=佐藤武嗣