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 鹿児島市で5日、桜が開花した。鹿児島地方気象台によると、平年より10日遅く、1953年に観測を始めて以来、最も遅かった。これまでは88年と2005年の4月3日だった。一方、福岡市では5日、平年より4日遅く満開となった。

 鹿児島地方気象台の服部紀文・気象情報官は、鹿児島市での開花が遅れた理由について「花芽の目覚めには11~12月に冷え込む必要があるが、今冬は例年より気温が高かった。さらに3月の気温が低く、花芽の発育に影響があったのでは」とみている。気象台が開花を発表している九州の各市の中では最も遅かった。今年の満開は12日ごろの見込み。

 気象庁によると、5日に開花したのは他に福井市、富山市、滋賀県彦根市。(井東礁)