長富由希子、寺尾佳恵
関西の桜が見頃を迎えようとしている。シートの上で家族や同僚とワイワイ――が定番の花見。だが、ひとりたたずみ、気の向くままに桜をながめる「ひとり花見」を楽しむ人も案外多い。
しだれ桜がピンクに色づきつつある京都・東山の円山公園。家族連れや外国人観光客らが、ござの上でお弁当を広げたり、屋台の料理をほおばったり。そんな中、札幌市の会社員浅野貴子さん(44)は石に腰掛け、たこ焼きとビールを手に桜を見上げていた。
大好きな桜の写真を撮りたいと1泊2日で京都旅行。家族や友人と花見をすることが多いが、自分のペースでゆっくり見ようと、今回は誘うのをやめた。「だれかと一緒だと『きれい』と言いつつ話に花が咲いてしまう。意外に一人もいいな」。午前中に桜の写真を撮った後、ゆっくり座って桜を眺めた。「ずっと見たかった京都の桜が見られて幸せ」
兵庫県西宮市の夙川公園でも同…
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朝日新聞社会部