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 フライパンで殴ったりノコギリを押しつけたりして暴行を加え、長男(5)にけがをさせたとして、大阪府警は6日、大阪市北区大淀南3丁目、会社員尾本大輔容疑者(33)と妻の無職綾乃容疑者(28)を傷害容疑で逮捕したと発表した。大輔容疑者は「一切やっていない」と容疑を否認、綾乃容疑者は「殴ったのは間違いない」と供述しているという。

 大淀署によると、両容疑者は2月20日から3月1日ごろ、自宅でフライパンや拳で長男を殴ったほか、包丁を腹部に突きつけたり、ノコギリの歯をほおに押しつけたりして、打撲など2週間のけがを負わせた疑いがある。

 3月1日昼に自宅付近を裸の長男が靴だけを履いて歩いているところを近所の女性が見つけ、110番通報。長男の体に傷があり、駆けつけた署員が事情を聴くと、「ジャングルジムから落ちた」と説明したが、その後「パパとママにやられた」と話したという。長男は綾乃容疑者の連れ子で、次男(3)と4人で住んでいた。次男にけがはないという。

 大阪市こども相談センター(児相)によると、同日に府警から「虐待の疑いがある」との通告を受け、長男と次男を一時保護している。それ以前にも、この家庭から子育ての悩みについて相談を受けていたという。音田晃一・相談支援担当課長は「ケースワーカーが両親に直接、子育てのアドバイスをし、子ども2人の安全も確認していた」と説明している。