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 米軍のシリア攻撃に関し、トランプ米大統領が中国の習近平(シーチンピン)国家主席との首脳会談の日程の裏で攻撃命令を出し、夕食中に習氏に伝えていたことがわかった。外国首脳の面前で軍事行動を起こすというトランプ政権の異例な外交の一端が浮き彫りになった。

 ホワイトハウスのスパイサー報道官によると、トランプ氏はシリアの多数の市民がアサド政権によるとみられる神経ガス攻撃で死傷したと4日朝に情報機関などから報告を受け、対応の検討を指示。同日夜には軍事行動を含む「選択肢」が示されたという。

 国家安全保障会議(NSC)が選択肢を絞って計画を練った。6日、米中首脳会談が行われるフロリダ州パームビーチへ大統領専用機「エアフォース・ワン」で移動中にも、国防総省などとビデオ会議で協議。自身の別荘「マール・ア・ラーゴ」に到着した後の6日午後4時(日本時間7日午前5時)にNSCを開催。その場でトランプ氏は攻撃命令を出したという。

 最初の巡航ミサイルが発射されたのは午後7時40分ごろ。トランプ氏は約1時間前から習氏と会食中だった。午後8時30分ごろから、ミサイルが着弾し始めた。同時に、ペンス副大統領やマティス国防長官、ティラーソン国務長官ら政権幹部が手分けして、関係国の首脳や米議会幹部に攻撃したことを伝達した。

 ティラーソン国務長官が記者団に説明したところによると、トランプ氏は夕食の終了間際、習氏にシリアへの軍事行動を伝えたという。計59発の巡航ミサイルを撃ったことや、アサド政権が化学兵器を使用して国際合意違反を犯した結果だなどと説明。習氏は、説明してくれたことに謝意を示した上で、子どもまでもが殺害されており、こうした軍事的対応は必要だとの米側の説明に理解を示したという。

 米国防総省によると、発射され…

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