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 恒例の大相撲春巡業、「藤沢場所」が8日、藤沢市遠藤の秋葉台文化体育館であった。先場所をけがをしながら優勝した人気の横綱稀勢の里は欠場したが、まわしを締めた子どもたちが土俵で関取に挑む「わんぱく相撲」に、場内から歓声や拍手が沸いた。

 「ガシッ」「バシッ」と強烈な音が響く力士たちの「ぶつかり稽古」の後、公募などで参加した小中学生約35人が入場。2人ずつ土俵に上がり、大きな山のような関取に思い切りぶつかった。まわしをつかまれ持ち上げられ、ぐるぐる振り回されると歓声が起き、逆に関取が寄り切られ、コミカルな演技を見せると場内は笑いに包まれた。

 ふだんは柔道をしている茅ケ崎の市立中学1年、井上勇希くん(12)は「すごかった。メタボで太っているんじゃなく、体中が筋肉の塊。ぶつかると、痛かった」。茅ケ崎の市立小学5年、内田律くん(10)も「おなかが硬く、背もでかい。すごく鍛えているのがわかる。とても楽しかった」とにっこりした。

 この日は大横綱白鵬も欠場したが、日馬富士、鶴竜の両横綱は元気な姿を見せた。体育館の外では献血キャンペーンがあり、勧進元の最上重夫さんの司会によるセレモニーに、湘南の各自治体の市長や町長らが顔をそろえた。(小北清人)