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 桐蔭学園、春の覇者まであと1勝――。埼玉県熊谷市の県営熊谷陸上競技場で開かれている第18回全国高校選抜ラグビー大会の準決勝が8日にあり、桐蔭学園が石見智翠館(島根)に68―0で大勝し、昨年に続き決勝進出を決めた。9日の決勝で京都成章と対戦する。

 桐蔭は前半開始早々に小沢翔選手が先制トライ。走力のあるバックス陣(BK)を中心にスピードを生かして仕掛け、中村大地選手の複数のトライなどで得点を重ねた。

 後半も集散の速いフォワード陣(FW)が生きた球をBKに供給し続け、FWとBKが一体となった分厚い攻撃を展開。選手全員でグラウンドを広く使う「桐蔭ラグビー」で石見智翠館に最後までつけいる隙を与えなかった。

 藤原秀之監督は「点差ほどの力の差はなかったが、よく走って左右に揺さぶることはできた」と評価。田村魁世主将(3年)は「いい形で試合に入れた。継続して攻める自分たちのラグビーができたし、相手を0に抑えられてよかった」と振り返り、「昨年の決勝で悔しい思いをした先輩たちのために次も勝ちたい」と意気込んだ。(杉山高志)