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 フジテレビの月曜夜9時のドラマ枠がこの春で30周年を迎える。「月9(ゲツク)」と呼ばれ、数々のヒット作を生んできたが、近年は苦戦気味だ。栄光を知るプロデューサーたちの言葉から、その歩みを振り返り、復活の可能性を探る。

 2日、東京・台場のフジテレビ本社前。17日から始まる「貴族探偵」主演の相葉雅紀が馬車に乗って登場すると、歓声が上がった。「物心ついたときから月曜9時はドラマ。すごく光栄です」。一方で、「考えれば考えるほどプレッシャー」とも語った。

 1987年4月の第1作は「アナウンサーぷっつん物語」。若者たちの流行と恋愛を描いて注目を集めたが、月9がブランドとなった契機は、91年の「東京ラブストーリー」と「101回目のプロポーズ」だ。プロデューサーを務めたのは、大多亮常務(58)。「時代の空気を読み切ったとか、すごいマーケティングをしたわけではない。ラブストーリーが好きで作っていた」と振り返る。テレビドラマに詳しい日大芸術学部の中町綾子教授(45)は、視聴者の支持を得たわけをこうみる。「都会の風景の中に、丁寧に心情を描き出した。生き方を提示するメッセージ性があった」

 東ラブの鈴木保奈美、織田裕二をはじめ、時代を象徴する俳優を送り出してきた。亀山千広社長(60)も90年代の月9をプロデューサーとして支えた。「あすなろ白書」(93年)の準主役に木村拓哉を起用。人気に火を付けた。「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」と96、97年に主演した2作が続けて大ヒット。キムタクは「完全に月9の顔になった」。

 2000年代に入ると、個性的…

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