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 フィギュアスケートの浅田真央選手が12日に臨んだ引退の記者会見。会見の会場には海外メディアの姿もあった。

 「マオ・アサダはイタリアでもとても有名」と解説するのは、イタリアの通信社「ANSA」の記者アレクサンドロ・リブリさん(46)。

 2006年トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを取ったことで日本人スケーターの認知度があがったといい、バンクーバー五輪で韓国の金姸児(キムヨナ)さんと激しいトップ争いをした浅田選手は、強烈な印象を残したという。「彼女のスケーティングの技術と優美な表現力は、イタリアのカロリナ・コストナー選手にも影響を与えた」

 台湾・中央通信社のヤン・ミンチュさん(53)は「真央ちゃんはかわいらしくて、フィギュアスケートが盛んでない台湾でも人気。引退をみんな悲しんでいます」と惜しんだ。引退表明後、テレビ各社も大きく報じたという。会見を聴き、「新しい目標を見つけたいと前向きだったので、次のステージがどうなるのか、私たちも期待したい」。

 フランス人ジャーナリストのカンタン・ティベルギアンさん(30)は「会見の最後の涙が良かったね」と話した。「あそこで初めて彼女の感情があらわになった。本当にフィギュアが人生そのものだったんだということが伝わってきたよ」(浦島千佳)