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 日立市の産業発展の礎を築いた日立鉱山(現・JX金属)が煙害防止のために建設した高さ約156メートルの大煙突。これを舞台とした人間ドラマを描く映画が制作されることになり、松村克弥監督(54)らが13日、同市内で制作発表した。来春に撮影し、暮れに全国約50館で公開する予定。

 原作は新田次郎の小説「ある町の高い煙突」(1969年、文芸春秋刊)。制作発表の場で松村監督は「100年以上前に公害問題に立ち向かい、克服しようとした大煙突の物語は世界でも類例がない。企業と行政と市民の物語を掘り下げ、人間愛のドラマを描きたい」と熱を込めた。

 日立鉱山は久原房之助(1869~1965年)が1905年に創業。銅製錬で出る亜硫酸ガスが、農作物や周辺の山の木々を枯らす煙害を生んだ。地域住民の煙害対策代表の関右馬允(うまのじょう、1888~1973年)は、同社の庶務課長だった角弥太郎(1869~1965年)と、信頼を築きながら交渉した。

 14年に当時世界一の155・…

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