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 「終活」のつもりで部屋の段ボール箱を整理していたら、古い紙の束を見つけた。

 東京都東久留米市の老人ホームで暮らす杉山佳子(よしこ)さん(86)。段ボールは13年前に夫とホームに入居した際、自宅から持ってきたものだ。

 見つけたのは、75年以上も前に戦地から届いた手紙。

《佳子ちゃん

 おたよりありがたうございました。

 お正月は面白かったの。兵隊さんもとっても面白くお正月をしました》

 そういえば……。小学2年から5年ぐらいのころ、授業で旧満州(中国東北部)にいる「兵隊さん」にあてて「慰問文」を書いた。その返事だ。手書きのはがきや封書が6通。現地の農村や色鮮やかな衣装の人々を描いた絵も添えられていた。

 差出人は4人の兵隊さん。会ったことはなく、どんな慰問文を書いたのかも覚えていない。

 ただ、当時通っていた青山尋常小学校(現・港区立青山小学校)の情景はよみがえってきた。

 黒板、教壇、窓越しに見えた寺…

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