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 「少女A」「涙のリクエスト」「2億4千万の瞳」など、歌謡曲黄金期と呼ばれる1980年代を代表する数々のヒット曲を生んだ作詞家・売野雅勇。そしてその作品に多大な影響を受けた「氣志團(きしだん)」リーダーの綾小路翔。歌の現場に生きる2人が、今の若者をもひきつける80年代ポップスの輝きについて語り合った。

     ◇

 売野 初めまして。

 綾小路 お会いできてほんとにうれしいです。中学生ぐらいの頃に気づいたんですよ。チェッカーズのあの曲も菊池桃子ちゃんのあの曲も、気になる歌詞はみんなこの人のだ!って。

 売野 僕は以前、女装ユニット「矢島美容室」を見て「とんねるずと並んでるこのいい女、誰?」ってみんなに言いまくってた。あなただったんですね。

 綾小路 僕は自分に設定を加えると、アクセル全開になるんですよ。それにしても、先生の詞はとにかくアーバンで、クーペって何? パシフィックって何?って未知の世界に心を旅させていました。

 売野 東京や湘南あたりがだいたい舞台だったからね。今振り返ると、外国語が多くて少し恥ずかしい(笑)。

 綾小路 そこが地方の少年にはぐっとくる。自転車をこいでるのにクーペな気分になったり、東京のガソリンスタンドで初めてBMWのクーペを見て感動したり。曲が流れればいつでもあの頃にタイムスリップできる。先生たちにかけられた魔法がとけない。自分でも曲を作るようになり、好きなものをみんな詰め込みたくて、ずいぶんオマージュを捧げております……。

 売野 すばらしいね。僕も大滝詠一さんの「名月赤坂マンション」みたいなノベルティーソングに影響を受けて書き始めたから。

 綾小路 菊池桃子さんの「アイ…

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