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 千早赤阪村は、23日投開票の村議選の期日前投票(19~22日の午前8時半~午後8時)で、投票箱をのせた車で村内を巡回する「移動投票所」を開設する。有権者の利便性を高めることで投票率アップを狙う。村選管によると、府内では初めての試みという。

 開設は19~21日。2台の公用車に投票箱や記入台をのせ、選管職員や立会人が同乗。地区の集会所の駐車場などに簡易投票所を設け、1~2時間、投票を受け付ける。期間中に、村内12カ所を回る予定という。昨夏の参院選で同様の取り組みをした島根県浜田市を参考にした。

 村選管によると、村議選の投票率は2001年に77・92%だったが、05年は73・36%、2013年は68・75%と減少傾向にある。

 期日前投票所は村役場の1カ所しかなく、高齢化率が4割を超える村では、有権者から「不便」などという声があったという。移動投票所を利用すると、これまで最長11キロあった有権者の自宅と投票所との距離が1キロ程度に短縮される。

 村選管の担当者は「この機会を生かして、多くの人に投票してほしい」と話す。(渡辺元史)