抜井規泰、鈴木健輔
14日から始まる大相撲夏場所(東京・国技館)。この前売り券をめぐって、窓口に並んだファン約200人が誰一人、チケットを買えない異例の事態に陥った。いったい何があったのか?
「ただ今、当窓口でお買い求めいただける座席はございません」。4月8日の正午前、国技館のチケット売り場のモニターにメッセージが映し出された。窓口ではまだ販売すら始まっていない。
早朝から列を作り、整理券を手にしたファンは不満げだ。友人と来た年配の女性は「相撲人気は知っていたから買えるか微妙だとは思っていたけど、まさか誰も買えないなんて」。
実は、窓口販売が始まる2時間前からインターネットやコンビニで販売が始まり、用意された15日間分がすべて売り切れてしまっていたのだ。日本相撲協会は、木戸(売り場)担当の勝ノ浦親方(元幕内起利錦)が早朝から行列の人に完売の可能性について説明し、ネットやコンビニでの購入を促していたという。
以前は、ネットやコンビニより窓口の方が1時間早かった。希望のチケットは窓口に早く行けばほぼ買えた。なぜ変わったのか。
国技館である初、夏、秋場所は…
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