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 空に向かって思い切り放ったやりは、ぐんぐん伸びていった。3月に韓国であった世界マスターズ室内陸上競技大会。山口県警の新藤洋平巡査部長(35)が、やり投げ(男子M35)で優勝した。腰痛のため競技から離れたが、幼稚園に通う長女の存在が、再び勝負の世界に向かわせた。

 3月24日、韓国・大邱の陸上競技場。新藤さんの1投目は放物線を描き、57・54メートルを記録した。昨年の全日本大会優勝の記録を2メートルほど超え、2位に8メートル近くの差をつけて同年代(35~39歳)の頂点に。表彰台の一番高い所に立ち「夢がかなった」と涙ぐんだ。

 防府市の中学では、野球部で投手。高校は「練習後に帰る電車がない」と陸上部に入った。短距離に挑んだが、強豪ぞろいで勝てなかった。2年生のとき、部室に置いてあったやりが目に入った。「これならライバルも少なく、いい成績を出せるかも」。強肩を生かし、記録は伸びた。県大会でも上位の成績を収めた。

 福岡大時代はインカレに出場。2年のとき、自己ベストの69・18メートルを記録した。だが腰痛に悩まされるようになり、競技から遠ざかった。

 卒業後、山口県警へ。結婚し、…

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