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【アーカイブ】(2015年5月24日朝刊フォーラム面)

 朝日新聞は2015年春、PTAの改善したい点や必要か不要かなどを聞くインターネットによるアンケートを実施しました。寄せられたさまざまな意見をどう考えるのか、全国組織「日本PTA全国協議会(日P)」の尾上浩一会長(当時)の意見も聞きに行きました。

 ――アンケートにはPTAに対するたくさんの不満が寄せられました。

 「やらされている」という意識が強くなっていると感じます。PTAは、地域の人と一緒に子どもたちを育てる「地域活動」。ゴミ出しや掃除当番などで、みんなが地域のお世話になっている。その分、地域に貢献しようという気持ちがあるかないかが問題です。

 ――「やらされている」と感じる要因には、共働きの増加など家庭環境や時代の変化があるのでは?

 「共働きだから忙しい」「他にやるべきことがある」という理屈はよく分かりません。私だって仕事をしながら週4日ほどPTAに関わり、妻も働いています。おそらく一番忙しいと思いますが、「地域のため」「子どものため」と思うからやっている。自分の経済活動や自分の子どもだけのためのことばかりしたがるのは残念です。

 ――共働きだったり忙しかったりしても、言い訳にはならないということですか。

 そうです。例えば、私の子どもが通う小学校は、不審者が入ってこないように、保護者全員が持ち回りで、1日2時間、3交代の門番をしています。一人親家庭は仕事を優先していいことになっていますが、そうではないのに「仕事があるからやりたくない」「なんでやらないといけないのか」という保護者がいました。みんなでずっと続けているからこそ、不審者が一人も入っていないということを分かっていないのです。会社の制服や作業服のままでもいいから、全員に参加するように頼んでいます。

 ――会員の間に「PTAは入退…

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