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小さないのち 大切な君

 子どもを自殺で亡くした親たちの悲しみが癒えることはない。何が我が子をそこまで追い詰めたのか、真相がわからないことが親をいっそう苦しめている。

 2007年10月21日。青森県立八戸工業高校1年だった工藤健さん(当時16)が命を絶った。携帯電話のメールに遺書を残した。

 「生きるのに疲れた/いろんな物のせいにしてたけど、結局部活が俺から離れることは無かった/もし俺が死ねなかったらそっとしておいて欲しい/説教も聞きたくない/理由も聞かれるだろうけどそれもやめて欲しい/もっと生きたかった/もう疲れた」

 思いやりのある子どもだった。足が悪い母親が階段を上るとき、手を引いてくれた。仕事から帰ってきた父親にはスリッパをそろえて出してくれた。あのあどけない笑顔は、もう見ることができない。

 両親は真相を知りたいと、部活動の顧問や部員らを対象に行った内部調査の結果といった関係文書の開示を求めたが、一部しか開示されなかった。

 両親が不服を申し立て、県の審…

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