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竹田成一さん(91)旧広島市白島北町で被爆

 太田川本流と旧神田川が分岐する、「へさき」のような形をした旧広島市白島北町(中区)。ここにあった陸軍工兵隊の兵舎に、竹田成一さん(91)が入ったのは1945年8月5日朝だった。新兵として召集され、「死ぬ番が来た」と覚悟していたが、翌日の惨状は予想だにしなかった。

 岡山市で生まれ育った。商業学校を卒業後、東京都内で兵舎などを建設する軍属として働いていた。仲間の多くが外地に赴く中、広島行きを命じられた。

 空襲警報などが相次ぎ、6日朝は起床が遅れた。朝食を待つ間、兵舎2階の窓際で新しい軍帽に名前を縫い付けていた。

 ちょうど竹田の『タ』の字を縫い始めたそのとき。大量のマグネシウムをたいたような閃光(せんこう)と、爆音がほぼ同時に来た。

 兵舎は倒壊し、何かに押しつぶ…

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