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 子どもたちに無料か低価格で食事を出す「子ども食堂」の広がりで、食の支援への関心が高まっています。昼食は学校の給食がありますが、朝食は? 日本より早く、子どもの貧困に取り組んできた英国でもニーズは高く、財政上の厳しさはありますが、行政や民間団体が支えています。

 イングランド北西部の海沿いの町、ブラックプールにあるキンクレイグ小学校。始業前の教室で、並べられたパンケーキ、果物や牛乳を子どもたちが口に運ぶ。無料で自由に食べられる「朝食クラブ」だ。女児(10)は「朝、食べると頭がよく働く」という。

 授業への集中力を高め、マナーや生活習慣を身につけさせようと、町が2013年、33の全小学校で始めた。町では、20歳未満のうち貧困世帯で暮らす割合が31・1%と全英で11番目に高い。朝食クラブは独自の施策で、財源は公衆衛生予算と政府の補助だ。

 所得制限を設けると、条件にギリギリ当てはまらない家庭の子を取りこぼしてしまうため、全員無料にした。「貧しい家庭」のレッテル貼りを避けるためでもある。同小の児童193人のうち、自宅で朝食をとるのは約半数だ。

 経済的に困っていない親も精神的に助かっている。8歳の娘を通わせる母親(49)は「時間がなくて家で食べられない日も安心です」と話す。

 行政以外にも、学校での朝食を…

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