てんでんこ:皇室と震災14

 「数百匹……。ずいぶん減ったんですね」

 2016年9月、岩手県の大槌町役場。水槽を泳ぐトゲウオ科の「イトヨ」を見ながら天皇陛下がつぶやいた。

 町を流れる大槌川支流の源水川に生息する淡水型イトヨは、町の天然記念物に指定されている。湧水(ゆうすい)が豊富な源水川には5千匹ほどが生息していたとされるが、震災で数百匹程度に減ったとみられる。大槌町教育委員会の越田実紀子(こしたみきこ)さん(38)が説明をはじめると、陛下の質問が始まった。魚類学者である陛下の質問は「専門的で、繁殖期の体色の変化もご存じだった」という。説明後には「大切にしてください」と声をかけられたそうだ。

 秋篠宮さまもイトヨの保全活動で大槌町と交流がある。

 1999年11月。町で開かれ…

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