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 閣僚の「がん」発言をきっかけに、学芸員がにわかに注目を集めている。問題発言は、文化財建物でのイベントに学芸員が消極的だという不満から発せられたらしい。それを聞いて思い出したのは、2004年に奈良県明日香村の高松塚古墳で発覚した国宝壁画の劣化だ。

 きっかけは、保存施設の修理に入った作業員が、必ず防護服を着用するというルールを守らなかったことだった。作業員の服に付着したカビが広がり、「飛鳥美人」の壁画にも及んだ。結局、国宝の壁画を守るために、特別史跡である古墳を壊すという苦渋の選択を迫られた。

 1949年に起きた法隆寺金堂壁画の焼損事故でも、模写作業で使われていた電気座布団の不具合や切り忘れが原因として疑われた。何百年も残されてきた文化財を、緊張感をなくさずに日々、守り続けていくことは、結構大変なのだ。

 「文化財の保護と同時に活用を…

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