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 千葉市稲毛地域はかつて、文人や財界人にも愛された海辺の保養地だった。昭和30年代の埋め立てや都市化で風景は一変したが、「千葉市民ギャラリー・いなげ」(同市稲毛区)は、今も残る名所を「稲毛八景」として選定。住民と協力し、海辺の記憶をたどる取り組みを始める。

 稲毛地域の国道14号のあたりは、遠浅の海岸だった。1888年に海水浴場が開かれ、東京からの避暑地としても人気だったという。

 周辺には、電気ブランで有名な東京・浅草の「神谷バー」で成功し、日本のワイン王とも呼ばれた明治の実業家・神谷伝兵衛の旧別荘や、清朝最後の皇帝の弟・愛新覚羅溥傑(あいしんかくら・ふけつ)ゆかりの家などが残っている。現在は無いが、島崎藤村、森鷗外ら文人も滞在した別荘風旅館「海気(かいき)館」もあった。

 こうした地域の資源に注目した…

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