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 鳴門市大津町のレンコン田でチドリ科のケリが子育てをする姿が見られた。湿地帯を好み、県内では鳴門市で多く見られる留鳥で、警戒心が強く、巣に近づくと移動しながら「ケリケリ」と甲高い鳴き声を発し、飛び上がって急降下、威嚇してくる。

 収穫が終わり水を抜いた田で4月に巣を作り、4個の卵を抱いていた。所有者の斎藤繁明さんは、種付けのため水を張る時期をずらし、孵化(ふか)を見守った。月末に4羽のひなが動いているのを見つけた。スズメほどの大きさで、親の周りで動き回りながら遊んでいた。「もう安心」と斎藤さんは用水の栓を開き、田に水を入れた。

 5月10日から愛鳥週間。(長谷川大彦)