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 関西電力は27日、高浜原発3、4号機(福井県)を再稼働させ電気料金を値下げした場合には、社員の給与カットを終える検討に入る方針を明らかにした。

 給与カットの終了は今月10日、労組が要求した。原発の営業運転が夏にも再開できる見通しになり、業績が安定するという理由からだ。関電は2013年春、東日本大震災後に原発の停止が長引いたことを理由に電気料金を値上げしたときに、社員の月給を5%程度カットすることで労組と合意。昨年春、業績が改善したためその幅を2・5%に縮めたものの、給与カットは続けていた。

 関電の労使は27日、給与カット終了の協議を、電気料金の値下げ後に先送りすることで合意。値下げできた場合には年度の途中でも、カット終了や削減幅の見直しを協議するという。

 一方、年間賞与は組合員平均141万8千円(月給3・5カ月分)で合意した。関電は昨冬、4年ぶりに支給を再開したが、今年度はさらに支給額を増やした。関電広報室は、「従業員の奮起を促し、経営状況改善の原動力にしたいと考えた」とコメントした。(伊藤弘毅)

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