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 「従業員の体調不良により、一時的に休業しています。誠に申し訳ございません。○○本部承認済み」

 そんな貼り紙が2016年春ごろから、松本市の松本インターチェンジ近くのコンビニエンスストアに掲げられるようになった。

 10時間以上に及ぶ、「ワンオペ」と呼ばれる1人勤務。おなかが緩いときは薬を飲んだり、オムツを用意したりしてトイレを我慢した。この店舗の店長を務めた男性(40)が、コンビニをフランチャイズ経営する会社に入ったのが13年9月。2カ月後、店長となって直面したのはトイレに行く間もない長時間の1人勤務、月平均200時間以上のサービス残業やその未払いだった。

 「これはおかしい」。労働関係の法律書を読み、そこに載っていた相談窓口に電話した。社内に労働組合はなく、14年2月、1人でも入れる外部の労働組合に加わった。「不当労働行為」として組合から会社側へ団体交渉の申入書が届くと、店長職からの降格などの嫌がらせも受けた。

 それでもひるまず、団交や店舗前でのストライキに臨んだ。16年4月には東京で、コンビニチェーンのエリア統括本部と団交。その結果、男性が勝ち取ったのが、ワンオペ時の緊急的な店舗閉鎖を認めた1枚の貼り紙だった。

 結局、この店舗は16年11月…

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