拡大する写真・図版小学生のころの自身のスナップを持つ広野あさみ

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 本格的に雪の上を滑り始めたのは、高校を卒業してから。スノーボードのスロープスタイル、ビッグエアで来年の平昌(ピョンチャン)五輪を目指す広野あさみ(26)=TJR=は、少し遅めのスタートをこう振り返る。「子どものときは自分が本当は何をやりたいのか、全く分からなかった」

長続きしない習い事

 富山県出身。とにかく、習い事が長続きしなかった。小学5年で通い始めたソロバン教室と剣道は、2年間でやめた。4年間続けたピアノも小学6年であっさり「卒業」し、中学2年から通った学習塾も続いたのは1年だけ。保育園のころに始めた水泳だけは小学6年までしたが、やっぱりそこで嫌になった。

 「何をやっても芽が出ないというか、センスがないというか。ハマっている感じがなくて、楽しくなかったんです」

 ただ、簡単に投げ出したつもりはないという。両親に「やめたい」と伝える度に、「じゃあ、次の級まで進んだらやめてもいい」「小学校を卒業するまで頑張りなさい」。課されたハードルは確実にこなしてきた。

拡大する写真・図版小学4年生のころの広野あさみ(本人提供)

 体を動かすことは好きだったというが、家族で行ったスキーは「寒くて、嫌だった」と明かす。中高の6年間はソフトテニス部一筋を貫いたものの、全国高校総体(インターハイ)などは夢のまた夢。「つらすぎて何度やめようと思ったか。その度に友達に止められてしまって……」と語る。

■「君、センスあ…

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