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 鹿児島大病院(鹿児島市)は28日、約30年前に手術した女性患者(当時30代)の体内に医療器具を置き忘れていたことを明らかにした。すでに患者に謝罪し、手術で器具を除去。術後の経過は良好という。

 病院によると、女性は1989年に外科手術を受けた。昨年8月に同病院でコンピューター断層撮影(CT)検査を受け、体内に異物があることが判明。同病院の事故調査委員会がCT画像や手術をした当時の記録を調べたところ、手術の際に血液などを体の外に排出する管「ドレーン」を体内に残したままだったことがわかったという。

 病院では現在、手術後にX線撮影を行い、体内に器具を置き忘れていないか確認しているという。(島崎周)