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 【法王特別機中=山尾有紀恵】ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は29日、エジプト訪問からの帰路の機中で記者会見し、緊張が高まる北朝鮮情勢について、「外交的手段を通じて問題解決に努めるよう求める」と述べ、第三国の仲介によって、交渉で解決を模索するよう呼びかけた。

 法王は、ミサイル発射などで対抗する動きをみせる北朝鮮と、外交と軍事の両面で圧力をかける米国について「事態が熱くなりすぎている」と指摘。外交的解決を探るよう呼びかけた。また「国連にはリーダーシップを取り戻す義務がある。少し弱まってきているからだ」とも語り、国連の役割に注文をつけた。

 また法王は、5月に主要7カ国首脳会議(G7サミット)出席のためにイタリアを訪問するトランプ米大統領との会談について、要請の有無は把握していないとしつつ、「会見を求めるすべての首脳を受け入れる」と述べた。(法王特別機中=山尾有紀恵)