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 八十八夜の2日、全国有数の抹茶の産地として知られる愛知県西尾市で恒例の「八十八夜行事」があった。稲荷山茶園公園でかすり姿の女性が茶摘みをしたり、職人が茶もみの実演をしたりした。

 八十八夜は立春から88日目の日で、この日に摘んだ新茶は上等とされる。10日前後に始まる新茶摘みを前に、抹茶に親しんでもらおうと、茶の生産者らがこの日に行事を開いている。

 地域の名産として3月に国の地理的表示保護制度に登録された西尾の抹茶は、茶を覆いの下で栽培するのが特徴の一つ。市茶業組合の稲垣拓康組合長は「3月に低温で雨も少なく生育が遅れたが、今は順調に育っている。平年並みの収穫が予想できる」と話した。

 茶摘みは6月上旬ごろまで続く。(戸村登撮影)