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 トランプ米大統領は30日、自身のツイッターで、「我々はドイツとの間に巨額の貿易赤字がある」などとドイツへの不満をあらわにした。ドイツのメルケル首相がトランプ大統領に失望感を表したことを批判したものとみられる。

 トランプ氏は、貿易に加えて「ドイツは北大西洋条約機構(NATO)や軍に払うべき額より、はるかに少ない額しか支出していない。米国にとって非常に悪い」と批判し、「これを変える」とつづった。

 トランプ氏が初参加したイタリア南部シチリア島での主要7カ国(G7)首脳会議では、気候変動や難民危機などの問題で米国とドイツなどが対立。メルケル氏は28日の演説で「我々が他国をあてにできた時代は終わりつつある」とし、トランプ氏の姿勢に失望感を示していた。

 トランプ氏はこれまでも、難民の受け入れを進めてきたメルケル氏が「壊滅的な過ちを犯した」などと批判してきた。G7サミットを経て、両国の溝が改めて示された形となった。(ワシントン=杉山正)

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