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 東京外国語大学(府中市)で9、10日、キューバとインドの映画の無料上映会が開かれる。異文化への理解を深めようと学生らが企画した。

 9日午後4時から上映されるのはキューバの名作「低開発の記憶」(1968年)。革命後のハバナを舞台に、家族が国外に脱出する中で1人残ることを選んだ作家の目を通して、当時のキューバ社会が描かれている。スペイン語圏の映画を研究する4年生の新谷(にいや)和輝さん(22)が企画。「キューバだけでなく激動する今の世界をとらえなおす上映会にしたい」と話す。上映後、識者によるトークセッションもある。

 10日午後2時からはインド映画「わな」を上映。両親を亡くして祖父と暮らす少年を主人公に、厳しい労働に従事する子どもたちの日々がインド・ケーララ州の美しい自然を背景に描かれている。同大の卒業生で映像翻訳者の藤井美佳さん(43)が企画し、字幕を担当した。上映後は作品の解説がある。

 入場無料。各回定員500人。会場は府中市朝日町3丁目の東京外大アゴラ・グローバル内のプロメテウス・ホール。問い合わせは同大(042・330・5150)。(伊藤恵里奈)