[PR]

 定食店「大戸屋ごはん処」を展開する大戸屋ホールディングス(HD)が、東京・丸の内に1日にオープンする旗艦店に、客が機械で支払いを済ませるセルフレジを導入した。注文用タブレット端末も配備し、売りである店内調理に人手を割く体制を整える。

 人手が不足するなか、運営を効率化するのがねらい。新店舗では客は食べ終わった後、伝票をATMに似たセルフレジに読み込ませ、料金を払う。4月に札幌市の店で試験導入したところ、客の25%ほどが利用したという。注文用のタブレット端末も昨年11月から一部の店で試験導入した。

 大戸屋HDの窪田健一社長は、現在の採用環境について「採用にかかるコストと時間が2倍かかるようになってきた」と指摘。機器の導入によって「標準的な店で現在4人のフロアスタッフを3人にできる」と説明する。タブレット端末は2年をめどに全店に配備し、セルフレジも効果を見極めながら設置店を増やす考えだという。

 外食では、大手のすかいらーくも1月に「ガスト」など3店舗でセルフレジを導入。混雑時間帯の精算の待ち時間が減ったため、5月下旬からさらに18店への導入を進めている。