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 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は31日、ホーム・アンド・アウェー方式による決勝トーナメント(T)1回戦の第2戦があり、浦和が本拠で済州に2―0で勝利。2戦合計2―2で並び、延長戦でDF森脇の決勝点で1―0として済州を破り、2008年以来となる準々決勝進出を決めた。

 日本勢で8強入りしたのは川崎に続き2チーム目。準々決勝の第1戦は8月にある。

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 浦和の決勝点を決めたDF森脇は、かみしめるようにいった。「どんな勝利にも、どんな喜びにも代えられない」

 2戦合計2―2で突入した延長の後半9分。左からのクロスを右足で蹴り込んだ。森脇には強い思いがあった。5月4日のJ1鹿島戦で相手に侮辱的な発言をしたとして、2試合の出場停止処分を受けた。「僕の幼稚な発言でたくさんの迷惑をかけた」

 復帰した同24日の済州戦は0―2で敗戦。準々決勝に進むために3点差勝利を目指した大一番で、DFながら右サイドを何度も攻め上がった。そして最後にチームを救った。

 ただ、試合は後味が悪かった。終了間際に起きた小競り合いをきっかけに、両チームの選手、スタッフがピッチ内で入り乱れてもみ合いに。済州のベンチにいた選手が乱入して退場処分になったり、終了後に相手に追いかけられた槙野が控室に逃げ込んだりと、混乱のまま終了した。