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 建築家の隈研吾氏は、名古屋市中心部の伏見地区にある御園座の建て替えを手がけた。御園座は年内に、マンションを併設した地上40階建ての超高層ビルに生まれ変わる。隈氏に、設計を貫く考え方と伏見地区に寄せる思いを聞いた。

 ――「グランドメゾン御園座タワー」と碧海信用金庫御園支店を設計した経緯を教えて下さい。

 「最初に頼まれたのは御園座です。(施主が)私の手がけた歌舞伎座を気に入り、御園座も歌舞伎が主な演目なので、ということで頼まれました。歌舞伎座を設計した際、劇場がいかに都市にとって重要で、良い劇場を作ればいかに周囲が変わるかを感じました。名古屋でもそういうことが起きれば良いと思い、引き受けました」

 「碧海信金は別のビルですが、街並みという面では御園座とつながっています。二つの建物を一緒に手がけたら、建築の持つ発信力が倍加するかもしれないと考えました」

 ――新しい御園座のコンセプトは。

 「これまでの御園座には、『なまこ壁』の意匠がありました。江戸時代から日本の景観を作ってきたデザインの一つで、重要な表現形式です。なまこ壁を新しい御園座のテーマに据え、デザインを磨き上げようと思いました」

 「最もこだわったのは、光の演出です。夜、ここに光が灯(とも)った時を是非、見てもらいたい。光が浮かび上がってすごくきれいになる。なまこ壁の模様が美しいだけでなく、特別な演出も仕組んでいます」

 ――劇場の上に集合住宅が入る…

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