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 労組日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)は1日、今季の日本人選手(育成選手を除く)の年俸調査結果を発表した。平均年俸は前年比3・1%増の3826万円(消費税抜き)で2年ぶりに増加し、実質的に過去最高額となった。球団別ではソフトバンクが2年連続トップで、調査開始以来初めて球団平均7千万円を超えた。2位は昨年に続き巨人。DeNAは6年連続で最下位となった。

 調査は選手会所属の支配下選手734人の自己申告によるもので、外国人選手は含まれない。出来高払いも算入されていない。選手会が1980年から始めた年俸調査(80~87年は推定年俸)で過去最高は2011年の平均3931万円。ただ、当時は税込み額での申告が一般的だったため、実質的には今回が過去最高額になるという。

 前年より平均年俸が減ったのは広島とオリックスの2球団。昨季25年ぶりにリーグ優勝した広島は、推定年俸6億円だった黒田の引退が影響したとみられる。

 全12球団の年俸総額は約281億円。年俸1億円以上の選手は昨年より8人増えて72人となり、そのうちソフトバンクが最多の13人。巨人が11人で続き、最少のDeNAは1人だった。また、500万円未満が18人増えて62人。球団間、選手間の格差が広がる傾向が出ている。

プロ野球の球団別平均年俸

        2017年 2017年総額  選手数(1億円以上) 2016年

①ソフトバンク 7013  42億0800  60(13)     〈1〉6960

②巨人     6043  36億8653  61(11)     〈2〉5787

③阪神     4162  25億3878  61(7)      〈3〉3949

④ヤクルト   3737  22億4200  60(7)      〈5〉3495

⑤日本ハム   3488  21億9774  63(6)      〈6〉3278

⑥ロッテ    3446  21億7107  63(6)      〈8〉3197

⑦オリックス  3336  19億6804  59(4)      〈4〉3752

⑧西武     3283  20億3557  62(4)      〈7〉3228

⑨楽天     3196  19億4986  61(5)      〈10〉2820

⑩中日     2926  18億1390  62(3)      〈11〉2692

⑪広島     2767  16億8806  61(5)      〈9〉3111

⑫DeNA   2600  15億8622  61(1)      〈12〉2440

セ・リーグ   3704  135億5549 366(34)     3560

パ・リーグ   3948  145億3028 368(38)     3862

全体      3826  280億8577 734(72)     3712

金額は万円。選手数は開幕時の選手会所属の支配下選手数。白抜き数字は16年順位。