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 知的障害がある40代の男性が、氏名不詳の男女数人に飲食店に複数回にわたって連れて行かれ、代金計1500万円ほどをだましとられたとして、準詐欺の疑いで奈良県警に告訴した。県警への取材でわかった。奈良署が受理し、準詐欺や詐欺の疑いで男女を捜している。

 署によると、告訴状では、男性は大阪府東大阪市に住んでいた2014年8月、奈良市のJR奈良駅付近で客引きの女に誘われてスナックに入店。女や店内の複数の男と近くのガールズバーへ移動して明け方まで同席した後、男女らから飲食代を要求され、コンビニのATMから現金計約80万円を引き出して渡したという。さらに、男らから同年10月まで奈良市や大阪市の飲食店に繰り返し誘い出され、その度に男性が代金を支払ったという。

 署によると、男性は昨年10月に代理人弁護士らと署を訪れ、心神耗弱状態に乗じたとする準詐欺の疑いで告訴状を提出した。