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 堺市堺区の公益財団法人「南アジア友好協会」(嶋貫秀樹会長)が、モンゴルとミャンマーの日本人墓地に桜を植える事業を始める。嶋貫会長は「鎮魂と友好、恒久平和への思いを示したい」と、協力者を募っている。

 厚生労働省によると、モンゴルでは敗戦後、日本人約1万4千人が抑留され、約2千人が死亡した。協会は800以上の遺骨が埋葬されたダンバダルジャー墓地跡地の慰霊碑に桜を植えようと計画し、在大阪モンゴル国総領事館やモンゴル赤十字の協力を得て6月に20~40本を植樹する予定だ。「桜を咲かせ、モンゴルの人も訪れる場所にし、交流を生みたい」と嶋貫会長。10月にはミャンマーの日本人墓地にある平和記念碑にも桜を植えるという。

 桜の「里親」として1本1万円で協力者を募り、希望者には植樹の際に銘板を設置する。問い合わせは南アジア友好協会(072・223・3300)。(大隈崇)