[PR]

 改憲派団体「民間憲法臨調」と「美しい日本の憲法をつくる国民の会」が共催する「第19回公開憲法フォーラム」が3日、東京都千代田区で開かれ、1150人(主催者発表)が参加した。「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」などとする安倍晋三首相のメッセージが読み上げられると、会場からは拍手がわき起こった。

 登壇したジャーナリストの櫻井よしこ氏は「これほど明確に、具体的に憲法改正への思いを語ってくれたことに勇気づけられる」と評価。「国会議員はこの声を尊重してほしい」と続けると、会場から「そうだ」と声が上がった。

 公明党としてこの集会に初めて参加した遠山清彦衆院議員は、9条1項、2項を残しつつ自衛隊を明記するという首相の提案について、「十分理解できる。我が党の『加憲』のアプローチにもあう考え方だ」と述べた。

 集会では、「国民の会」が1千万人を目標に呼びかけてきた憲法改正の賛同者が922万9238人に達したことも報告された。

 参加した長野県茅野市の丸茂伊一さん(88)は9条をめぐる首相の改憲案について、「改憲を実現するためにはやむを得ないのだろうが、本来改めるべき今の条文を残したままでいいのかという思いもある」と戸惑っていた。