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 ロス米商務長官は3日、米ブルームバーグのインタビューで、カナダとメキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉について、「両国は環太平洋経済連携協定(TPP)でいくつかの譲歩をしている。それらを捨て去る理由はなく、(協議の)出発点になる」との見方を示した。

 トランプ米政権は、就任直後にTPPからの離脱を表明した。だが、カナダやメキシコも合意したTPPの一部条項が、NAFTAの再交渉の土台となりうるとの考えを示した形だ。

 TPPには、1994年に発効したNAFTAにはない電子商取引のルールなどが含まれた。オバマ前大統領は「TPPはNAFTAの改訂版だ」と説明していた。(ワシントン=五十嵐大介