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 スイス・ジュネーブで今月下旬に開かれる世界保健機関(WHO)総会の招請状が台湾当局に届かず参加が困難な状況になっていることについて、菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で「感染症対策をはじめ、国際保健課題への対応に地理的な空白を生じさせないためにも、台湾が何らかの形で参加することが望ましい」と述べた。

 菅氏は、台湾が2009年以降オブザーバーとして参加してきたことに触れ、「我が国はオブザーバー参加を一貫して支持している」とし、「世界的な公衆衛生危機対応の強化は不可欠だ」とし、台湾の参加の必要性を指摘した。

 台湾メディアなどによると、台湾の蔡英文(ツァイインウェン)総統が「一つの中国」の考え方を受け入れていないため、中国がWHO側に台湾の参加を認めないよう働きかけたとみられている。